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「運」は大きく出世を左右する。 頭の回転が速く、記憶力が良く、上司に好かれているAさんは、運がない。 頭の回転が遅く、記憶力も悪く、上司に嫌われているBさんは、運がある。 どちらがより上まで出世するか? 答えは、Bさんだ。 Bさんは頭の回転が遅いが、運が良いから、頭の回転の遅さに気づかれない。 というか、周囲のフォローでBさんの頭の回転の遅さが問題にならない。 むしろ、親しみやすいキャラと思われるかも知れない。 Bさんは記憶力が悪いが、周囲が覚えいてくれる。 Bさんの記憶力の悪さも、おっちょこちょいでいい人だという印象を与えるだろう。 Bさんは上司から嫌われている。 だが、その上司自身は出世コースから外れていて、Bさんの出世に何ら影響しない。 突拍子もないかも知れないが、上に書いたようなことは、事実だ。 Aさんのように、実力があるのに出世しない人はヤマのようにいる。 Bさんのように、実力がないのに出世する人は多少存在する。 そもそも、出世する人間は全体のパーセンテージから言うと微々たるものだ。 わが社の場合、同期入社が約1000人いるが、最終的に役員になるのはそのうち1人~2人だろう。 そして、そういった人間は、実力が認められたのではなく、実績が認められて出世している。 その実績は、自らが出したものではない。 その人の上司や部下が出したものだ。 それが、その人の実績のように勘違い(?)されて、出世するのだ。 全ては「運」だ。 PR |
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出世に性別の差はあるのか?
残念ながら、ある。 そして当然ながら、男性が有利だ。 なぜか? 1.安心感 2.親近感 3.連帯感 こんなところだろう。 「安心感」 世間一般の認識として、男は仕事をしなければ生きていけないが、女は仕事をしなくても結婚すれば生きていける。 (結婚生活が仕事なのかどうかは置いておくとして) つまり、女に比べて、男はなかなか仕事を辞めないだろうという安心感があるのだ。 「親近感」 男同士、嫁さんの愚痴や子供の自慢など、通じあえる部分があるのに比べて、 男と女ではなかなか腹を割った話に発展しづらい。 「連帯感」 男同士だと、ゴルフに行っても一緒に風呂に入るなどの付き合いが自然と生まれる。 こういう連帯感は、仕事においても意外と効いてくる。 |
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お歳暮。 お世話になった人に年末に贈る物。 サラリーマンでお歳暮を贈ったことがある人は、もはや少ないのではないだろうか。 実際、1990年代までは、企業間、及び企業内でのお歳暮のやり取りは広く行われていた。 が、公務員倫理規定による公務員から許認可相手方へのお歳暮の禁止や、企業における コンプライアンス遵守を目的としてお歳暮の自粛などにより、お歳暮という慣行は廃れつつ ある。 さて、お歳暮を贈ることは出世に効果があるのだろうか? 結論から言ってしまえば、「効果なし」だ。 (少なくとも、オーナー企業ではない我が社では) 出世に効果があるとすれば、上司にお歳暮を贈って「かわいいヤツだ」と思われることだろ うが、その上司自体が、お歳暮を忌避する傾向にあるのだ。 そもそもお歳暮とは、お世話になったお礼として、年末に何がしかの品を相手方の自宅に 持参することだ。 が、近年では社員同士の家族ぐるみの付き合いも疎遠になり、相手方の自宅に行くことが 減っている。 そうなると、お歳暮も自宅に持参するのではなく、百貨店などから郵送する方法になるのだ。 つまり、現在ではお歳暮は「年末に品物を郵送する」だけの儀式になっていて、受け取った 側にもそれほどのありがたみや親しさといった感情は湧いてこない。 逆にお歳暮をもらうことは、お返しをしなければならないという負担を生み、結果として忌避 される傾向にあるのだ。 お歳暮を贈ることは企業内の出世において効果はない。 ただ、どうしてもお歳暮を贈りたい人は、贈る前に相手方に一言聞いてみた方が良いだろ う。 「今年一年お世話になりましたので、お歳暮をお送りしたいのですが、ご迷惑ではないでし ょうか?」と。 |
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なぜ「出世したい」のか? 何をいまさらという感じだが、「なぜ出世したいんですか?」と聞くと、口籠もる人が多い。 理由があっても人には言いたくない場合もあるだろうが、意外と、明確に意識している人が少ないのも事実だ。 職場の同僚や上司・部下に聞いた内容をまとめてみる。 出世したい理由の第一は、やはり「金」だ。 うちの会社は幸いにして、このご時世でも賞与が出るが、同じ年次・年齢でも、担当と課長では、賞与の額は倍近く開きがある。 金額にすると約50万円(/半期)の差だ。 課長と部長では、差はさらに開く。 同じ年次・年齢で、家族構成も同じ場合、年間100万円の差がいかに大きいことか。 多くの人が出世を望むのも当然だろう。 第二は、「権力」。 偉くなれば、当然のように職場内で権力を持つことになる。 部や事業部、本部、果ては会社の中で、ヒエラルキーの頂点に立つことは、仕事が人生の大半を占める日本人にとって、自己実現の最たるものだ。 権力を持てば、周囲からは恭しく奉られ、自尊心をくすぐられることも大きい。 そして、権力があるということは、自分のやりたいように仕事を進められる。 仕事上のストレスも格段に減ることだろう。 三つ目は「将来の安泰」。 我が社は一大企業グループの親会社ということもあり、本部長以上になれば、再就職先として子会社の社長のポストがほぼ約束されている。 年をとって会社から不要とされても、子会社で社長として君臨することができ、相応の給料をもらい続けられるのだ。 もちろん、出世することで責任は重くなり付き合いも増えるが、そのデメリットを補って余りあるメリットが出世にはあるのだ。 |
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