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お歳暮。 お世話になった人に年末に贈る物。 サラリーマンでお歳暮を贈ったことがある人は、もはや少ないのではないだろうか。 実際、1990年代までは、企業間、及び企業内でのお歳暮のやり取りは広く行われていた。 が、公務員倫理規定による公務員から許認可相手方へのお歳暮の禁止や、企業における コンプライアンス遵守を目的としてお歳暮の自粛などにより、お歳暮という慣行は廃れつつ ある。 さて、お歳暮を贈ることは出世に効果があるのだろうか? 結論から言ってしまえば、「効果なし」だ。 (少なくとも、オーナー企業ではない我が社では) 出世に効果があるとすれば、上司にお歳暮を贈って「かわいいヤツだ」と思われることだろ うが、その上司自体が、お歳暮を忌避する傾向にあるのだ。 そもそもお歳暮とは、お世話になったお礼として、年末に何がしかの品を相手方の自宅に 持参することだ。 が、近年では社員同士の家族ぐるみの付き合いも疎遠になり、相手方の自宅に行くことが 減っている。 そうなると、お歳暮も自宅に持参するのではなく、百貨店などから郵送する方法になるのだ。 つまり、現在ではお歳暮は「年末に品物を郵送する」だけの儀式になっていて、受け取った 側にもそれほどのありがたみや親しさといった感情は湧いてこない。 逆にお歳暮をもらうことは、お返しをしなければならないという負担を生み、結果として忌避 される傾向にあるのだ。 お歳暮を贈ることは企業内の出世において効果はない。 ただ、どうしてもお歳暮を贈りたい人は、贈る前に相手方に一言聞いてみた方が良いだろ う。 「今年一年お世話になりましたので、お歳暮をお送りしたいのですが、ご迷惑ではないでし ょうか?」と。 PR |
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